待ち遠しい秋ももう間もなくですね。
秋と言えば、私はやはり食欲の秋でしょうか。
ですが、出身が関西の私は、
関東の食文化に戸惑うことがよくあります。
夫は関東の出身なので、これまで食事に関して
衝突することがよくありました。
今日はそのいくつかをご紹介しましょう。
食文化の違いでまず最初に思い浮かぶ違いは、
卵焼き。
東京の宿泊ホテルの朝食で初めて食べた卵の甘さに驚き、
「なんじゃこりゃ?」と
お箸に挟まった卵焼きの残りを見つめてしまいました。
関西では薄いだし汁で味付けするのみなので、
お菓子のような卵焼きが
おかずになることが不思議でたまりません。
それから正月のお雑煮。
大阪でお雑煮と言えば丸餅で、
白みそに大根やニンジン、水菜やさといもなどを入れます。
群馬の夫の実家では、角餅で「すまし」です。
野菜の他、鶏肉なども入れるようです。
そして、夫や関東の友人に驚かれるのは、
食事としてお好み焼きが出ること。
関西のお店ではご飯&味噌汁をつけて
定食としてよく出されます。
たこ焼きや焼きそばも、もちろん有りです!
大阪では「一家に一台たこ焼き器」と言われており、
私の実家でも、ガス式の本格的なたこ焼き器があり、
家族そろって、たこ焼きパーティとして
夕飯になることも多々あります。
何と言っても大きな違いは、味付けの濃さでしょう。
つゆが真っ黒?なうどんに慣れている関東の方には、
薄味でつゆの色が薄いベージュの関西風は
物足りないそうですね。
この味付けの境目が一体どこの地域あたりなのか、
とある番組で調べた結果、
なんと、岐阜の関ヶ原だったようです。
正しく、うどんの関ヶ原の戦いですね!
では、気候変化の著しい折、
皆さまお身体をご自愛ください。
島