3月コミュニケーション②
春の訪れを少しずつ感じる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
春は卒業・入学と行事があるように別れと出会いを通じて、
それまでの一年を振り返る機会が多い季節であるように感じています。
2019年度、僕は就活から始まり、
その後日本縦断旅行をして全国各地を巡る旅に出ました。
北は北海道、南は鹿児島まで、時には新幹線を使って素早く、
時には在来線を使ってのんびりとバッグ一つ背負って
街から街へ渡り歩いていきました。
そこで見える様々な街の姿、
電車に乗っている中で聞くことができた人々が話す方言、
移動していくにつれて肌で感じるほど変わる気候や
商店街から香る匂いや味から得る食の文化など、
各地域の違いを五感で体感し、旅は驚きの連続でした。
ただ旅を続ける中で一つ、変わらず感じるものがありました。
それは人の温かさでした。
1人で旅をして、食事をしている見ず知らずの自分に話しかけてくれたり、
地方の名産を教えてくれたり、
どんな時でもどんなところでも
地元の人たちは自分に優しく接してくれました。
一人旅はいつも踏み出すのに勇気がいります。
人々の温かみがなければこの旅は成り立つことはなかったでしょう。
ふと振り返ってみれば、この国立グリーンヒルテニスクラブで
フロントスタッフとして働いている中でも、その温かみを感じていました。
笑顔でいつも来ていただけるレンタルコートのお客様、
フロントロビーでコーチと談笑するスクールのお客様、
どんな天候でも元気よくフロントへ来る子供達、フロントで働く仲間たち。
皆様の温かみがあるからこそ、
自分はこの場所で働き続けることができたのだと思います。
本当にありがとうございました。
最後に、私事ではございますが
3月を持ちましてフロントスタッフを卒業させていただくことになりました。
4月からは就職し、社会人となります。
これまでにいただいた温かみを、
次は自分が多くの方に提供することができるよう、努めていきます。
4年間という長い間、ありがとうございました。
(井)